子どもの頃、母親から聞いた話
身障者の女の子が、外出先から泣きながら帰ってきた
泣いている訳を聞いた
とある母子とすれ違った時、その子がお母さんに聞いた
「あの人、なんであーいう歩き方なの?」
お母さんは
「悪いことをするとああなっちゃうのよ」
と子どもに言った
病気で障害を持ち歩行が不自由な彼女
「私、悪いことしてこの身体になったんじゃないのに」
なぜ言えるんだろう、そんな言葉
私の母親は、そんなことを言う人間になって欲しくないと
私たち姉弟を椅子に座らせ 真剣に話して聞かせたのでした
避難区域の広報誌を読む機会があります
避難先から故郷への思いを綴る住民の方達のメッセージに
胸がつまります
今も 続いている避難生活
知る、理解する、自分が相手の立場だったらと考えてみる
わたしにも出来ること
思い合うって 社会を丸くつないでいける一歩目だと思う
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